沖スロ図鑑 5 「沖縄フェスティバル」

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沖縄フェスティバル

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沖スロをメインに製造販売する遊技機メーカーは現在、「ハナハナ」シリーズのパイオニアと、「トリプルクラウン」の製造販売権を、初代を製造したマックスアライドより引き継いでいる清龍ゲームジャパンの2社に限られる。後者は「トリプルクラウン」ブランドのみの製造に集中しているのに対し、パイオニアは「ハナハナ」以外にも多くのブランドを市場に送り出している。

4号機時代、同社が製造販売する30パイ機のブランドには「ハナハナ」だけでなく「シオサイ(シオ)」というブランドが2本の柱として存在した。「ハナハナ」は沖縄だけなく、東海3県に大量導入されて大きなシェアを確保し、さらに茨城県をはじめとする関東地方の各都県、岩手県をはじめとする東北地方の各県などにも定着した。一方の「シオサイ」ブランドは福岡県をはじめとする北部九州地方を中心に導入されたのだが、ここ数年は25パイのATタイプに押され気味であり、シェアを減らしつつある。

「ハナハナ」と「シオサイ」以外のブランドで現在の沖縄のホールに導入されているパイオニアの沖スロには、後述する「沖縄フェスティバル」シリーズのほか、「華一番(ハナイチバン)」の流れを汲む「華乃舞(ハナノマイ)」、4号機からの「ハイビ」シリーズを受け継いだ「ハイハイハイビ」がある。特にうるま市の『名宝具志川店』は、全国的にも稀少な「華乃舞」を40台設置しており、特筆するに値する。4号機から復刻された沖スロには「キンバリー」もあるが、沖縄での設置は確認されていない。

「沖縄フェスティバル」も、ハイビスカスランプによる告知機能を搭載したノーマルタイプ(Aタイプ)という基本路線に忠実な、王道の沖スロである。「ハナハナ」、「トリプルクラウン」、「沖ドキ!」につづく沖スロシェア4番手を競う熾烈な競争において有力候補となっている。同社の「ハナハナ」、「シオサイ」に次ぐ沖スロブランドで知名度が高いのは「ハイビ」シリーズであるが、このブランドにはシンプルでスタンダードな沖スロというイメージが定着しており、新機能を搭載するには違和感がある。そのため「沖縄フェスティバル」ブランドの創設が要請されたと思われる。

「沖縄フェスティバル」の特徴は、ハイビスカスランプにタッチパネル機能を搭載した点である。示唆演出の出現時にハイビスカスランプをタッチして点灯すればボーナス確定。ハイビスカスランプ点灯時にタッチし、プレミアム演出に変化すればBB確定となる。「ハナハナ」シリーズ各機よりも多くのプレミアム演出が搭載されていることも大きな特徴であり、最新作「もっと!沖縄フェスティバル」に搭載されたハイビスカスランプのプレミアム点灯パターンの数は70種類以上である。「ハナハナ」以外のブランドのなかでは、パイオニアが現在もっとも力を入れていると思われる「沖縄フェスティバル」ブランドが沖縄に定着するのかどうか、注目だ。

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