沖スロ図鑑 6 「スーパービンゴネオS2」

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スーパービンゴネオS2

©BELLCO

30パイのコインを使用し、また多くの沖縄のホールに設置されてはいるものの、「もっとも沖スロらしくない」という印象を受けるのが、ベルコのスーパービンゴネオS2である。2014年10月より稼働を開始した1セット33ゲーム、純増2.8枚のATタイプである。派手な液晶演出を搭載し、そこには萌えキャラも登場する。現代の5号機らしい液晶演出のある沖スロは、本機が唯一と言っていい。水色という筐体の色も、赤が基調色となっている沖スロコーナーでは目を引く。25パイ機バージョンが同時に発売されているのだが、沖縄においても30パイ機ではなく25パイ機の方を設置するホールは多い。ホールによるこのような選択のされ方も沖縄においては異質であり、本機を沖スロに含めるべきか判断に迷ったホールも多かったものと推測できる。

ただ製造メーカーのベルコは、「ワンバー」シリーズをはじめとして、これまでに沖スロの定番機種を世に送り出してきた。同社のこれまでの沖スロに特徴的だったのが、リールの上や右に搭載された7セグである。この7セグに揃った数字が、ボーナスやAT、ARTの種類を告知した。

「ビンゴ」シリーズの歴史は古い。ゴールデンベル、デジスロといった多くの後継機を輩出することになる著名タイトルの後を受けて初代のビンゴが登場したのは1999年。4号機Aタイプであった。ビンゴの後継機であるスーパービンゴは、CタイプのATタイプとして発売されており、当時のパチスロ全盛期を呼び起こした「爆裂機」のひとつとして絶大な支持を得ている。5号機時代に入ってからは、2007年にスーパービンゴVが、また2009年にスーパービンゴSP3が、ともに25パイ機のみのART搭載タイプ(A+ARTタイプ)として登場している。

ただ、沖縄で支持を得た同社の5号機は、「ビンゴ」シリーズではなく「ワンバー」シリーズであった。同社製沖スロにより沖縄において初めて一定のシェアを確立させることになったのは、2001年に登場した4号機BタイプのAT機、ワンバー1である。これは25パイ機ゴールデンベル7の沖スロ仕様であった。次に沖縄でシェアを得たのは、2012年に登場した5号機ARTタイプのニューワンバーEとなっており、沖縄ではベルコの沖スロと言えば「ワンバー」シリーズが想起される状況がつづいた。スーパービンゴネオS2は、多くのホールにおいてニューワンバーEのシェアを引き継いで導入されている。

ニューワンバーEの演出は、銀色の筐体に3桁の7セグが光る静かなものとなっており、ひっそりとした沖スロコーナーのなかにあって違和感がなかった。そのこともあって、巨大な液晶を搭載するスーパービンゴネオS2に置きかえられる際に同機を「ハナハナ」や「トリプルクラウン」といったほかの沖スロとは距離を置いて設置するという判断を下したホールも多かった。また、現時点(2016年11月末現在)でも、沖縄では10以上のホールにニューワンバーEが設置され稼働中である。

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